多くの美容室で使用しているヘアカラー(市販品も含む)は、
1剤の化学染料と2剤の脱色剤を混ぜておきる
化学反応を利用して髪を染めます。
解りやすく説明すると、脱色(色を抜く作業)と染色(染める作業)を同時に行っているのです。
頭皮の弱い方が髪を染める際にヒリヒリとしみたりするのは、頭皮の上で行われる、
この化学反応が原因なのです!
また、数週間すると「毛先が明るくなってきた!」と感じるのは、
日にちが経ったから明るくなったのではなく、
染めた時点で髪を脱色しているからなのです。
数週間するとシャンプーにより染料が少しずつ流れ出て明るくなった気がするのです。
ヘアカラーに使用する脱色剤は、新たに伸びてきた髪に一度染色する程度なら、
髪がパサパサしたりギシギシしたりすることはありませんが、
繰り返し何度も一度以上染めた部分を染め続けることで、
髪の表面にあるキューティクルが破損されてしまい、内部のたんぱく質などの、
間充物質が失われてしまい、
枝毛になってしまったり、 髪がギシギシしてしまうのです。
ホームカラーの場合、美容師が行うように、新たに伸びてきた部分、
一度染めた部分といったように
区別なく染めてしまうので、繰り返すほど髪を傷めてしまうのです。
泡カラーなども同様に、根元も毛先も一緒に染めてしまいますので髪を傷めてしまいます。
傷ませることなく染められないのか?
・・私は真剣に考えました!!